雲間に輝くカノープス 銀塩による日周運動の撮影です。 全天で一番明るい恒星、おおいぬ座のシリウスが南中する頃 全天で2番目に明るい恒星、りゅうこつ座のカノープスを 福島県以南では南のとても低い位置に見る事ができます。 中学生の頃、一番寒い時期に近くの海岸へ観察しに出かけた事を思い出します。 富士山の新五合目からは下界よりもずっと高い位置に見る事ができます。 カノープスは中国では「南極老人星」と呼ばれ 見る事のできた人は長生きする縁起の良い星だと言われています。 また日本国内でも昔から各地で色々な名前で呼ばれています。 猛烈な強風の中で薄雲の間にしっかりと見る事ができました。 本当はもっとオレンジっぽいはずなのですが 薄雲の影響なのでしょうか? この画像では本当の色が出ていないようです。 右側の富士市の明かりの上にある光の筋は海を行く船の明かりです。 この後カメラは三脚ごと風に飛ばされ壊れました。(T.T) Pentax SuperTakumar35mmF3.5開放 M42マウント VIXEN VX-1吸引改造 固定 コダックE200 +1 露出時間不明 PhotoshopCSにてレベル調整 2004/11/13 富士山新五合目にて |